実機レビューパッド(有線)

8BitDo M30レビュー|スト6で使ったXbox有線版の操作感

読了目安: 約6分更新日: / 公開日: 著者: にこ太郎(全キャラ1800MR+ / 10年キーボード勢)
8BitDo M30 Xboxの実機

まず結論

8BitDo M30 Xbox

強み
柔らかい十字キーで斜め・回転入力がスムーズ。前面ボタンの同時押しも快適。
注意
肩ボタンの間隔は近め。激しい操作で少し滑る感覚があり、有線専用。
向く人
軽さと回転入力を重視し、前面6ボタンを使いたい人。

使って感じたこと

M30で特に気に入ったのは、本体の軽さと、柔らかい十字キーで斜めや回転コマンドを入力しやすいことです。

前面ボタンの同時押しも扱いやすく、クラシック・モダンの両方を試したうえで、クラシックでも十分に使えると感じました。一方、肩ボタンの間隔は近く、指を置く本数によっては窮屈に感じる可能性があります。激しく操作したときに、手に触れる部分が少し滑る感覚もありました。

軽いパッドや回転コマンドの操作感を重視する人には、検討してほしい一台です。

良かったところ・気になったところ

良かったところ

  • ・本体が軽く、包むように握れる
  • ・斜めの保持・解除や前ステップがスムーズ
  • ・回転コマンドと前面ボタンの同時押しが扱いやすい

気になったところ

  • ・肩ボタンに複数の指を常時置く持ち方は、間隔との相性がありそう
  • ・激しく操作すると、手の接触部分に少し滑る感覚がある
  • ・有線接続のため、無線で使いたい人には合わない

スト6での操作感まとめ

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スト6での操作感まとめ
評価項目評価実戦での所感・ポイント
十字キー(コマンド精度)◎柔らかく8方向のクリック感があり、斜め維持や回転コマンド、低空技の仕込みがスムーズ
前面ボタン(同時押し・配置)◎同時押しがしやすく、奥のボタンが少しだけ硬めで誤入力を防ぎやすい設計
肩ボタン(L/R系)◯1本指での傾け押し分けは良好。2本指常時置きは間隔が狭く好みが分かれる
握りやすさ・重量◯公称112.5gと超軽量で卵を包むように持てる。激しい操作時のズレにやや相性あり
指・手首への負担◎本体の軽さと十字キー・ボタンの軽さにより、指への負担はほぼ感じなかった
機能・設定◯専用ソフトでのリマップやプロファイル切替対応。USB有線専用(無線非対応)
コスパ・価格◎手頃な価格帯【4,590円(2026.9.29時点)】で前面6ボタン+Xbox公式ライセンスを取得
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8BitDo M30 Wired Controller for Xbox

Amazon商品名:「8BitDo M30 XboxシリーズX | S、Xbox One、およびWindowsの有線コントローラー 6ボタンレイアウト - 正式にライセンスされています」

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筆者の手の大きさを見る
筆者の手の長さ実測(手首のしわから中指先まで約18cm)

▲ 手の長さ実測:手首から中指先まで約18cm

筆者の手の幅実測(人差し指から小指の付け根の4指幅約7cm)

▲ 手の幅実測:4指の横幅約7cm

8BitDo M30 操作感ショート動画

8BitDo M30 Xbox向け有線モデル 操作感ショート動画YouTubeで全画面再生可能

握りやすさ軽いが、激しい操作では少し滑る

いろいろなパッドを使いましたが、個人的にはM30が一番使いやすかったです。

私の手では、大きすぎず小さすぎず、ちょうどよい持ち心地でした。強く握り込むというより、卵を優しく包むような持ち方になります。スティックのないシンプルな構成も気に入っています。

何より本体がめっちゃ軽いです。公称112.5gという軽さは、例えばiPhone 16(約170g)と比べても約60g近く軽く、普段持っているスマホよりもはるかに軽いため、手にした瞬間に軽さがはっきりと分かりました。指や手首への負担はほぼ感じられませんでした。

ただし、激しく指を動かすと、人差し指の付け根付近(親指付け根・手のひら側面部)で本体に触れる部分が少し滑る感覚がありました。軽さだけでなく、操作中の支えやすさも持ち方との相性があると感じます。

8BitDo M30を激しく操作した際に少し滑ると感じた接触箇所(赤丸部分)

▲ 激しく十字キーを動かした際に少し滑ると感じた接触部分(赤丸箇所)。手のひら側の支え方に相性が出やすいポイントです

十字キーの斜め入力と回転コマンドの操作感柔らかく、斜めの切り替えがスムーズ

十字キーは柔らかめの押し心地です。8方向に軽いクリック感があり、斜め入力がかなりやりやすく感じました。

しゃがみガードの斜め下を維持しやすく、そこから前進やジャンプへ移る操作もスムーズでした。指を離したときの戻りも速く感じられ、連打や前ステップの2回入力も扱いやすかったです。

前面6ボタンの配置と同時押し親指を移動しやすく、同時押しも快適

前面ボタンは全体に軽い押し心地です。手前の大きいボタンはやや浅め、奥の小さいボタンはやや深めで、奥のほうが少しだけ硬くなっており、自分の押し方では、不用意に押し込みにくく感じました。

ボタンは左から右にかけて低くなるように感じられ、親指を移動させやすいです。一番右のボタンにも届きやすく、AとXなどの同時押しも簡単でした。

8BitDo M30前面ボタンの高さと傾斜(底面・側面からの構図)

▲ 前面ボタンは左から右にかけて低くなっている

8BitDo M30前面ボタンの側面プロファイルとなだらかな傾斜

▲ 横から見たボタンの傾斜。奥のボタンも階段状の並び

肩ボタン指1本で押し分けやすい。2本置きは相性あり

肩ボタンも軽い押し心地でした。前後のボタンの間隔が近く、人差し指をその中間に置いておくと、少し傾けるだけで押し分けやすいです。

一方、人差し指と中指を使い、前後のボタンにそれぞれ指を常時置く持ち方では、窮屈に感じる人もいそうです。私の手の大きさを基準にすると、さらに手が大きい人は、左側の両ボタンに指を置いたまま十字キーを動かす際に、操作しづらくなるかもしれません。

小さい手には収まりがよさそうという印象もありますが、これは私の手で使った感想です。手の大きさだけでなく、肩ボタンに何本の指を置くかも購入時に考えたいポイントです。

8BitDo M30の肩ボタン(天面LB/LT)に指を添えた構図

▲ 肩ボタン(天面のLB/LT)に指を添えた状態。ボタン同士の間隔が近いため、指1本での押し分けと2本置きで好みが分かれやすいポイントです

スト6のボタン配置:クラシック・モダンの設定クラシック・モダンの実機設定画面を掲載

クラシックとモダンの両方でボタン設定を行いました。前面6ボタンの利便性を活かした実際のキーコンフィグ画面と割り当て意図を紹介します。

クラシック操作でのボタン配置

前面6ボタンをアーケード筐体と同じ感覚で扱えるよう、上段3つに弱・中・強パンチ、下段3つに弱・中・強キックを配置しています。親指の腹を使った同時押し(弱P+弱Kの投げ、中P+中Kのパリィなど)がスムーズです。

8BitDo M30 クラシック操作時のボタン割り当て設定画面

▲ クラシック操作時のボタン割り当て設定画面

  • ・上段(X / Y / RB):弱パンチ / 中パンチ / 強パンチ
  • ・下段(A / B / RT):弱キック / 中キック / 強キック
  • ・左肩(LB / LT):ドライブインパクト / ドライブパリィなどのショートカット

モダン操作でのボタン配置

モダン操作では、弱・中・強攻撃と必殺技ボタン(SP)、アシストボタンの押し分けやすさを重視して配置を割り当てました。

8BitDo M30 モダン操作時のボタン割り当て設定画面

▲ モダン操作時のボタン割り当て設定画面

  • ・前面ボタン:弱・中・強攻撃、必殺技(SP)ボタンをメインに配置(SAと投ボタンは正直なくても困りません)
  • ・肩ボタン:クラシック操作と合わせた配置。L1はキャラによって設定を変える。

M30と他のパッドの比較十字キー・ボタン・握り心地の違い

DualSenseはグリップの安定感と、肩ボタンに2本指を置いた際の握りやすさが優秀でした。一方、私の使用感ではM30のほうが十字キーと前面ボタンを軽い力で操作でき、回転コマンドも扱いやすかったです。クラシック操作や軽い押し心地を求める方は、持ち替えで違いを感じやすいと思います。

OCTAは軽く浅い前面ボタンと、2本指を置ける肩ボタンが使いやすかったです。ただし、十字キーはM30より重く、□からR2までの距離も遠く感じました。私は柔らかい十字キーと回転入力を重視するためM30を選びます。PCでスティックを使うなら、今回触った中ではOmni 6が一番扱いやすかったです。OCTAより軽く倒せて、波動・昇龍も入力しやすく感じました。

特に回転コマンドは、私が使ったレバーレスやキーボードよりも入力しやすく感じました。低空無影蹴などの、事前に竜巻コマンドを入力して斜めジャンプをしながらKを押す操作も全くストレスなくできました。

4機種の操作感を比較します。M30・OCTA・DualSenseのコマンド項目は十字キーで試した結果です。スティックを使った感想は「スティック」欄にまとめています。

表を縦・横にスクロールできます。製品名と比較項目は固定されます。

M30・Omni 6・OCTA・DualSenseの使用感比較
比較項目M30 Xbox向け有線モデルOmni 6(PC)OCTA(PS5 / PS4 / PC)DualSense
公称重量112.5g(公式)170±5g(ケーブルを除く・公式)約230g(公式)約280g(公式)
十字キー柔らかめ。斜めの保持・切り替えや回転入力がスムーズOCTAより柔らかく、M30よりは硬め。3種類から好みの形を選べるDualSenseより軽く、M30より重い。クリック感はない硬め。歩きガードや複雑なコマンドで切り替えに苦戦
前面ボタン6ボタン。軽めで親指を移動しやすく、同時押しも快適6ボタン。OCTAよりストロークが浅く、なめらかに指を動かせる。同時押しもしやすい6ボタン。軽く浅い押し心地。同時押しは簡単だが□からR2が遠く感じる4ボタン。重めでコツコツした感触。配置と同時押しは扱いやすい
肩ボタン間隔が近め。常時2本の指を置く持ち方は相性があるOCTAより浅い押し心地で、軽く押せる。カチカチと鳴る音も良いM30より幅に余裕があり、2本指でも窮屈さを感じない窮屈さがなく、握ったまま十字キーも動かしやすい
握り心地・安定感軽く包むように持てるが、激しい操作では少し滑る感覚持った感覚はOCTAとほぼ同じ。ボタンが軽く、握ったまま押しやすい大きさがちょうどよく、激しい操作でもずれないグリップに程よい摩擦があり、操作中もぶれない
指への負担指や手首への負担はほぼ感じなかったボタンが軽く、指や手首への負担はほとんど感じなかった2P側の真空波動を繰り返すと、十字キーに当たる親指の第一関節付近が少し痛くなる使用中に母指球に疲れを感じた
歩きガード斜め下から前への切り替えがスムーズOCTAよりややスムーズDualSenseより切り替えがスムーズ後ろ斜め下から前への切り替えが少し遅れる感覚
前ステップ→波動簡単に入力できたOCTAより少し出しやすかった前ステップからはミスが多め1P側で難しく、特に前ステップからの入力で苦戦
一回転・低空ボルシチどちらも安定して入力できたどちらも安定して入力できたどちらも安定して入力できた一回転はM30より入力しにくいが、安定して出せる。低空ボルシチは少し難しい
前ステップ→二回転SA3安定して入力できたOCTAよりも安定して入力できた難しく感じた1P・2P側ともにかなり難しく、ほとんど成功しなかった
低空無影蹴コマンドを仕込んでから斜めジャンプする操作もスムーズコマンドを先に仕込むとバックジャンプに化けやすい。ジャンプ後の入力は安定コマンドを先に仕込むとバックジャンプに化けやすい。ジャンプ後の入力は安定コマンドを仕込んでからの斜め上入力が難しく、バックジャンプに化けやすい
スティック非搭載今回使った中では一番操作しやすい。OCTAより軽く倒せ、波動・昇龍も入力しやすい。十字キー中心なら外して付属カバーを使いたい8角ガイドが扱いやすい。別途試した波動・昇龍は十字キーより作りやすいが、前ステップは遅れる感覚今回のレビューは十字キーを中心に評価
選ぶなら軽さ、柔らかい十字キー、回転入力を重視する人PC向けの初めての格ゲーパッドや、OCTAからの買い替えを考える人DualSenseから6ボタンへ移行したい人、スティックで操作したい人すでに所有し、モダン操作で不便を感じていない人

操作感は筆者の感想、公称重量は各メーカーの表記です。

上段左からOCTA、DualSense。下段左からOmni 6、M30。4機種の天面とボタン配置。
上段左からOCTA、DualSense。下段左からOmni 6、M30。4機種の天面とボタン配置。
左からOmni 6、OCTA、DualSense、M30。厚みとグリップ形状を斜めから比較。
左からOmni 6、OCTA、DualSense、M30。厚みとグリップ形状を斜めから比較。

M30がスト6で合う人・購入前の注意点筆者の使い方と、選ぶときのポイント

今回の使用感では、軽い本体、柔らかい十字キー、回転コマンドの操作感を重視する人に合いそうです。前面6ボタンを使い、親指で同時押しする操作も好印象でした。

反対に、無線接続を必須にしている人や、肩ボタンに複数の指を常時置き、広い間隔を求める人は、自分の持ち方に合うか確認したいところです。私自身は格ゲーを有線で遊ぶため、接続方法に不便は感じませんでした。

スト6以外の使い勝手は未検証です。ほかのゲームにも兼用する場合は、そのゲームに必要なスティック操作やボタン構成を確認してください。

今回試した製品の購入・詳細情報PR / アフィリエイト広告

8BitDo M30 Wired Controller for Xbox

Xbox公式ライセンスを取得した6ボタン有線コントローラー。軽い本体と柔らかい十字キーで、スト6の斜め・回転入力を重視するプレイヤーに適した設計です。

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8BitDo M30 有線モデル 製品仕様(公式情報)

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メーカー正式名称8BitDo M30 Wired Controller for Xbox
対応環境(公式公称)Xbox Series X|S, Xbox One, Windows 10/11
接続方式有線USB(Type-Cポート)
本体重量約112.5g(公式公称)
外形寸法147.2 × 74.5 × 31.2 mm
ボタン構成前面6ボタン、天面肩ボタン(LB/LT/RB/RT)、専用Modeボタン、Xboxガイドボタン、ビュー/メニュー/シェアボタン
オーディオ3.5mmオーディオジャック(CTIA規格対応)
設定ソフトウェア8BitDo Ultimate Software X(プロファイル切替対応)

出典:8BitDo公式サイト仕様(2026年10月1日確認)

8BitDo M30 Xbox向け有線モデルのパッケージ外箱と同梱物一式(本体・USB-Cケーブル・説明書・Game Passコード)

▲ パッケージ外箱と同梱物一式。本体、USB-Cケーブル、取扱説明書、Xbox Game Pass利用コード(今回購入した個体には入っていた)

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にこ太郎

著者:にこ太郎

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